仕事を楽にするためにWSHを使いこなす
私はWindowsServer管理者としてはスクリプトくらいはたしなみとしてできなくてはいけないと考えています。自動化できるものは自動化して仕事を楽にしなくてはいけません。
Dos時代のバッチファイルでは融通が利かなさすぎるし、現状のWindowsでスクリプトといえば、既定の状態で使える「WSH」くらいしか実質的な選択肢がありません。perlやrubyが好きなのでそれがいいと言っても、業務用のPCに追加でスクリプトエンジンをもれなくインストールして回るのは現実的に難しいのです。
WSH自体の説明、解説は以下のあたりが詳しいです。
サンプルとしては以下のサイトがよくまとまっていて重宝します。
書籍としては以下の本が具体的なサンプルとして便利に使えます。かなり初心者向けの本ではありますけれども。
言語としてはVBScript、JScriptが規定の状態で使用できます。どちらがいいとは一概には言えませんがWindowsの業務の中ではVBScriptが使われることが多いようです。おそらくVBやOfficeアプリケーションでのVBAとの言語としての類似性や書ける人数の多さに起因しているものと思います(あくまでも私のまわり限定の話ですし、個人的な予想ですけれども。)
将来的にはPowerShellがこの地位を取って替わる予定ですが、市場に出回っているほぼすべての端末に規定の状態でインストールされるようになるまではWSHが主流の状態が続くものと思われます。例外はExchangeServer2007をはじめとしたPowerShell前提のサーバー製品です。これらに関しては必ずPowerShellでの管理が可能であり、これが既に主流になっていると感じています。
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